愛車ホンダヴェゼルハイブリッドを購入して6年がたち、コバックで点検してもらった。
今年は外出自粛などいろいろあり、車に乗らない日が多くなった。
だからか点検の結果、バッテリーの交換を勧められた。
ハイブリッドカーの(走行用でない方の)バッテリーはガソリン車よりも長持ちするらしいが、それでも6年たったし、これから冬に向かっていくので心配だ。
コバックの見積もりは、55B19Lで本体7000円と工賃1000円で合計8000円だった。
さかんに交換を勧めてきたが断り、自分でやることにした。
前の車CR-VでもDIY交換したことがあり、おそらく安くできるだろうと思ったからだ。
家へ帰ってからさっそく検索。
純正のバッテリーは44B19Lというものだ。
「B19L」さえ合っていればサイズ的には取り付けられるが、その前の数字が大きいほど容量が大きいので安心だ。
最低でも純正と同じ44はほしい。
ちなみに同じハイブリッドでも多くのトヨタ車は室内に置くため、普通のバッテリーは選べない。
また、アイドリングストップ車も専用のものが必要だ。
どちらも型番が違うので、今ついているものと同じ型番を選ぶとよい。
ネットではいろいろな種類が売られているが、60B19Lでもそれほど高くない。
候補に挙がったのは
パナソニックのカオスと
BOSCH HightecPremiumだ。
価格はどちらも送料込みで4500円前後だ。
人気はカオスの方が高く価格もBOSCHよりやや高めだが、差はほんの数百円だ。
店でつけるならカオスを選ぶかもしれないが、今回私が選んだのはBOSCHの方。
この2つの違いは密閉式かどうかだ。
カオスは上の方に円盤のような水を補給する場所が6つある。
一方BOSCHは密閉式なので補水口がない。
これは一長一短で、補水しなくてよいと考えるか、補水できると考えるかだが、通販で購入する場合は密閉式の方がよいと私は思っている。
カオス購入者のクチコミを読むと、「家に届いたものを見たら中の液が漏れていた」というものが複数あった。
補水できるということは、そこから液が漏れることがあるということだ。
宅配業者の運搬次第なので、丁寧に運ぶ人に当たれば問題はない。
しかしみんながみんなそうではないので、こぼれる場合があるわけだ。
しかもこぼれるのは水ではなく、薄い硫酸。
こぼれた分だけ硫酸が少なくなる。
市販のバッテリー補充液はほとんど純水なので、追加すると液が薄くなってしまう。
それよりは古い方のバッテリーから液を移し替えるのがいいのか?
やったことないけど。
まあ、そんなことを考えるより出口がないバッテリーを選べば液漏れしようがない。
だから通販でバッテリーを購入するなら密閉式をお勧めしたい。
これならぶつけて穴を空けない限り液は漏れない。
これが交換前のバッテリー。
補水口があるタイプだが、6年間一度も補水したことはない。
ひとつを開けてみると、水位は正常の範囲内だったが、UNDERに近かった。
本当はなるべくUPPERに近い方がよい。
コバックの12か月点検直後なんだが、コバックでもここの補水はしてくれない。
交換で一番苦労したのは、まん中の黒いチューブについている部品を金具から取り外すこと。
ペンチで引っ張ればいいらしいが、なかなかとれずに苦労した。
ただこれ以外の作業はスムーズにできた。
交換前に電圧を測ったら、12.15Vだった。
これだけあれば一応エンジンはかかるが、やっぱり12.5V以上ないと不安。
これから冬になるし自粛は続くし、交換した方がよい。
取り付ける前のBOSCHの電圧は12.85Vだった。
さていよいよ交換作業を始める。
最初に古い方を車体からはずす。
必要なのは10ミリのスパナ。
マイナス端子からはずし、次にプラス端子の順番で。
CR-Vのときはプラス端子のまわりにいろいろくっついているものが邪魔をしたが、今回は簡単だった。
新旧を並べてみた。
右が旧の44B19L、左が新の60B19L。
サイズはほぼ同じだが、BOSCHの方が少しだけ高さがある。
旧には補水口があるが新にはない。
新には充電のインジケーターがある。
丸いところを覗き、緑色に見えれば充電されているということがわかる。
刻印は「0JR03」。
これは「2020年10月R工場製造」という意味らしい。
(ちなみにJはA~Lの10番目で月を表している。)
このあと新しい方を取り付ける。
今度はプラス端子を先につけ、マイナスを後からつければOK。
簡単だった。
設置した状態でもう一度電圧を測ると12.59V。
ちゃんとやる人は取り付ける前に充電器で充電するらしいが、そんなものは持っていない。
このあと車を走らせれば、自動的に充電するだろう。
古い方のバッテリーを引き取ってくれるパーツ屋さんがあるので、そこまで往復すればいい。
こちらとしては無料で引き取ってくれるだけでありがたいのだが、そのパーツ屋さんは100円くれた。
金額はバッテリーの種類やそのときの鉛の相場次第だ。
往復して停車した次の日に電圧を測ると12.69Vだった。
これでこの冬は乗り切れそうだ。
ちなみにエンジンをかけると14V以上になるが、これはバッテリーの電圧ではなくオルタネーター(発電機)の電圧らしい。
ハイブリッド車でもそうなのかはよくわからないが。
■Amazon 自動車バッテリー BOSCH
Amazonでは時々このバッテリーのセールを行っていて、4000円以下で買えるときがチャンスです。
-------------------------------------------------------------
〔PR〕
通販ネットショップ激安◆名もない店◆
お小遣い?おこづかい?DREAMCLUB
DREAMCLUB太陽光発電所